トロンボーンの定番曲からヨーロッパの作曲家のものを選んで構成されたアルバム。 演奏選曲とも非常にオーソドックスであり,現在のドイツを代表する名手が演奏する教科書的なものといえる。 珍しいのは現代作曲家ギューンスの作品であるが,まだ40代前半なのでこれからもトロンボーンのために良い作品を書いてくれることが期待できる。 デュファイは少し固さが感じられて惜しい。 |
ヨーロッパのトロンボ−ン マルタン トロンボーンとピアノのためのバラード デニゾフ トロンボーンとピアノのためのコラール ヒンデミット トロンボーンとピアノのためのソナタ セロツキ トロンボーンとピアノのためのソナチネ ギューネス アルト・トロンボーンとピアノのためのトロンボニテ デュファイ 二つの舞曲(トロンボーンとピアノのための) Piano:フリッツ・ワルター・リンクヴィスト audite 95.435 |
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2枚目も非常にオーソドックス。 ビバルディの「四季」から「春」をパイプオルガンと演奏。リンドベルイの「冬」が有るので後は誰かが「夏」と「秋」をやれば「四季」完成! 選曲は今までにやられたものは一曲もなく,現代の作曲家がバロック風に書いてくれたものも演奏。やはりトロンボーンとパイプオルガンは相性がいいと感じさせてくれるアルバム。 |
バロック − ボレロ ビバルディ 四季 〜 春 ペプッシュ? ソナタ ニ長調 メイヤー ソナタ ハ短調 ボワモルティエ ソナタ イ短調 ロワイエ ソナタ ニ長調 メイヤー トロンボーンとオルガンのための組曲 「演奏を愛する」 Organ:ルース・フォラート audite 95.437 |
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